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イベントレポート

山之上5丁目の家/LDKは1階と2階どちらが良い? 高台ならではの悩みの解を探る

イベントレポート
2024.03.23

こんにちは、アシスタントの中井です。
もうすぐ4月というのに、冷える日が続いていますね。

本日から二日間限定で「山之上5丁目の家」の完成見学会が始まりました。
プロデューサー谷口が不動産探しから家づくりをご提案させていただいた、T様ご夫婦とお子様、4人家族のためお住まいです。



T様ご夫婦の雰囲気と「和を感じさせる落ち着いた空間にしたい」というご要望から、京都を拠点に活躍する建築家・井上昌彦氏が設計を手掛けました。

どのようなプロセスで設計が進んでいったのか、井上氏より寄稿いただいたのでご紹介いたします。

・・・・・・

「山之上5丁目の家」は、東向き斜面の丘陵地にある雛壇状の住宅地の一角にあります。

東側道路から約3m上がった高さに敷地地盤面があり、西側敷地奥はさらに高さ3m程の擁壁が迫っていました。

↑ 工事が始まる前の敷地の様子。

丘陵地の良いところは眺望です。
遠景が見渡せる景色が日常の生活に寄り添ってくれるのです。

難点はその高さです。

「山之上5丁目の家」の敷地の場合、眺望を得るには道路から6m程上る必要がありました。
計画は生活の主体となるLDKを1階にするか、2階にするかを検討するところから始まりました。



LDKが1階の場合は庭と建物が一体となり、美しく調和した空間を。
2階の場合は遠景が見渡せ、屋根の形状に沿った縦方向にも広い開放的な空間をつくることができます。

しばらくは両案を比較しながら進めていきました。


↑ 一階LDK案と二階LDK案のスケッチ

打合せを重ねた結果、T様ご夫妻は当初からの希望であった「眺望を楽しめる2階LDK」を選択されました。



設計では、ご夫婦が気に入られたこの景色を素直に生かすために、できるだけ演出的なデザインを控え、端正に空間を配置することを心がけました。

2階の主空間であるLDKは、紀州産の杉垂木が美しく並んだ勾配天井のワンルーム。
広めのテラスの向こう側には東の遠景が広がるおおらかな空間です。



老婆心ながら日々の生活を考えると、2階LDKプランで生まれる6mの高低差に少し躊躇する気持ちもありました。しかし、建物が出来上がるにつれ、お二人の決断が正解だったと実感しています。

丘陵地の特徴を存分に活かした、遠景を享受する開放的な住まいとなりました。

・・・・・・文/井上昌彦


一生に一度かもしれない家づくり。
後悔が残らないように、具体的な情報とともに様々な選択肢をじっくり考え比較検討する…この時間をIFAは惜しみません。

会場では初期段階で比較検討された1階LDKプランの図面もご覧いただけます。

見学会は明日まで。
当日予約も承っております。

この機会にIFAが創造する住空間の実際をご体感いただき、家づくりのご参考にしていただけましたら幸いです。(アシスタント中井)

イベント詳細はこちら▽▽▽▽▽▽

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