先日お施主様のご厚意により、「香里ヶ丘6丁目の家」新築完成見学会を開催させていただきました。
コロナ対策で入場人数の制限を行いつつではありましたが、おかげさまで多くのお客様にご来場いただきました。
お越し下さったお客様、そして見学会にご協力いただきましたお施主様、この場を借りてお礼申し上げます・・・誠にありがとうございました!
↑ [子世帯]エントランスからダイニング、リビングを望む。
隣の建物を避けながらこの土地ならではの眺望を得るために、スキップフロア構造を採用。
「香里ヶ丘6丁目の家」は生駒山や交野の山々を見渡せる高台に建つ、親・子・孫、の3世代が住まう二世帯住宅です。
当日会場には設計を手掛けた建築家・作人の加藤先生の姿も。
今回のお住まいの設計意図やみどころを案内いただきました。
→加藤先生の設計ポイントはこちらの記事でご覧いただけます。
家づくりのパートナーとなる建築家と直接話ができるのも、見学会ならではです。
月に1~2回のペースで行っておりますので、家づくりをお考えの方はぜひ足をお運びください。
↑ [子世帯]リビングより半階下がったダイニングとキッチンを望む。
お子様がまだ小さいため、手すりには転落防止ネットを掛ける予定です。
さて、IFAでは、二世帯・多世帯住宅のご相談もたくさんいただいています。
今回のお住まいは玄関のみを共有し、あとは各世帯で独立したプランを採用されましたが、同じ「二世帯・多世帯住宅」といっても、その間取りや空間のとりかたは、ご家族によって様々です。お客様と建築家とIFAでつくってきたこれまでの事例を一部ですが、ご紹介いたします。
BON APPETIT -3世代が食卓を囲む-(所在地:寝屋川市|建築家:作人)
お仕事柄、生活リズムが異なる家族が生活することを基準に話し合われた末に、「炊事と食事を共時できる家」という方向性が決まりました。
共有可能な領域を世帯別に設定し、ご家族の生活動線を考え、下階に親世帯、上階に子世帯、その中間階に「共有の台所と食卓」のある計画としました。
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アズキハウス-子どもを見守るセミコートハウス-(所在地:寝屋川市|建築家:藤森大作)
「庭で遊ぶ子供を見つめながら過ごす家・・・」そんなリクエストから始まった家づくりです。プランは2世帯それぞれのスペースの配分、つなぎ方、距離の取り方を重視してまとめました。
最終的には、親世帯の平屋と子世帯の二階建ての建物が庭を取り囲んだL字プランとし、お互いの距離感、プライバシーを保ちながら、庭、テラスでつながるという構成です。
お互いのスペースをつなぐテラスには深い軒がかかり、制御された優しい光が室内を満たしてくれています。
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ニコイチの家 -中庭を共有する隣り合う家-(所在地:枚方市|建築家:藤森大作)
姉妹が生まれ育った一つの敷地に、お母さんと姉妹それぞれの家族、三世帯が暮らす二つの家を隣り合わせに計画したものです。
敷地の真ん中に共有の中庭とひとつながりのウッドデッキを挿入し、ウッドデッキを介してそれぞれのLDKをつなぎ、隣り合う2邸を行き来できるようになっています。将来を考慮して敷地は二筆に整理しつつも、一つの敷地として捉えたオープンなプランとなっています。
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どのお住まいにもご家族ならではの日々の家族との過ごし方やこだわり、理想の暮らしがつまった家づくりでした。
程良い距離感、心地よい空間は十人十色です。
IFAの家づくりでは、豊富な知識と経験を重ねたプロデューサーや建築家がお話を伺い、
世帯間の程よい距離感や共有空間の設け方、
お互いの生活リズムを考えた動線などご家族のご要望から暮らしのあり方を整理ながら、
建築家との家づくりならではの多様な発想で心地よい空間をご提案いたします。
そして、その図面を見て暮らしを想像しながら、打ち合わせを重ね、
一緒にお客様ご家族ならではの住まいをじっくりつくり上げてゆきます。
ご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。(アシスタント中井)