こんにちは、プロデューサーの髙瀬です。
前回に引き続き、「高槻の家」完成見学会の様子をご紹介いたします。
【高槻の家完成見学会ブログ①はこちらから】
2階に上がると、子世帯の居住空間が広がります。
空調効率を高めるために設けられたガラスの間仕切り越しに見えるのは、白を基調とした親世帯のLDKとはまた違った落ち着きのあるLDKです。
キッチンはリビングよりも天井を低く抑え、シックで落ち着いた色味でまとめられています。そこから天井高2.75mのリビング、さらに光あふれる中庭へと空間が連続し、自然と視線が外へと導かれます。
中庭に面する壁の色はサッシに近いものを選ぶことで、窓枠の存在感をやわらげ、中庭の景色が室内に自然と溶け込むよう工夫されています。
リビングから続くデッキテラスでは、親世帯の中庭を見下ろすことができます。屋根がかかっているため、雨の日も中庭の景色を楽しみながらゆっくりと過ごすことができます。
子世帯の暮らしやすさを支えているのが、使い勝手を考えたキッチン計画です。
Ⅱ型キッチンを採用し、洗い場と作業台をリビング側に、コンロを壁側に配置。その横には冷蔵庫、パントリーが続き、調理中の移動を最小限に抑えています。隣接するダイニングも調理の作業スペースとして活用でき、配膳や食後の片付けもスムーズに行えます。
キッチンはカスタムオーダーができるKOBE STYLEの製品を採用しつつ、壁側カウンターの一部には他のメーカーの既製品を組み合わせています。異なる製品が空間に美しく馴染むように設計にひと手間を加えることで、デザイン性や機能性を保ちながらコストを調整しています。
また、家事動線にも多くの工夫が詰まっています。浴室・洗濯脱衣室・物干しスペース・ウォークインクローゼットをまとめて配置し、脱ぐ・洗う・干す・しまうという一連の動作がスムーズにつながるよう計画されています。
洗面所から物干しスペースへ直接出ることができ、洗濯物を運ぶ負担も軽減できます。その開口により自然光が入る明るい洗面空間となっていました。
プライバシーを守りながらも開放感を感じられる中庭、二世帯それぞれの暮らしに寄り添った間取り、そして家族で楽しめる趣味空間。ご家族皆様の想いがたくさん詰まった、素敵なお住まいでした。
ご来場のお客様からは、「光の取り入れ方や周りからの視線、空間の色使いまで細部にわたって考えられていて素敵」「庭を壁で囲うという発想はなかったけれど、これならゆっくりくつろげますね」といったお声をいただきました。皆様がご自身の暮らしを思い描きながら見学されていた様子が印象に残っています。
写真や図面だけではわからない、空間の広がりや居心地の良さ、素材の質感、日々の使い勝手は、実際の住まいを体験することで、気づくことや実感できることがあります。完成見学会が、これからの家づくりを考えるきっかけになれば幸いです。
ご協力いただきましたお施主様、ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。