こんにちは。プロデューサーの髙瀬です。
5月に開催させていただきました、「高槻の家」完成見学会には、たくさんの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
少し時間が経ってしまいましたが、完成見学会の様子を2回に分けてご紹介いたします。
「高槻の家」は、北側に阪急の高架線路のある、ほぼ三角形の変形地に建てられた二世帯住宅です。高架以外の周囲は住宅に囲まれているという条件の中で、それぞれの世帯が心地よい距離感を保ちながら暮らせる住まいを、建築家・向阪一郎氏が設計しました。
ご来場の皆様が驚かれるのは、その外観の佇まいです。
道路側から見ると窓がほとんどなく、「中はどうなっているんだろう?」と、とても興味深くご覧になる方が多くいらっしゃいました。
木製の門を開けると迎えてくれるのが、二世帯で共有する玄関です。
玄関の両側には壁面いっぱいの収納が設けられており、可動棚によってブーツや傘など、高さのある物もすっきりと収納することができます。
収納を両壁面に設けると、手すりの場所が制限される時もありますが、今回は収納の取手に丈夫で握りやすいバーを採用することで、手すりの役割も兼ねています。収納量を確保しながら安全性にも配慮する、向阪先生の細やかな工夫が感じられます。
また、玄関扉のすぐ横には鏡があり、空間に奥行きをつくりながら、お出かけ前に全身コーディネートを確認できるのも嬉しいポイントです。

玄関ホール右手の引戸を開くと、お母様が選ばれた鮮やかな赤色のキッチンが目を引く、親世帯のLDKに入ります。
LDKの南側には大きな開口が設けられており、その先には中庭が広がっています。
プライバシーを守るように囲われた中庭は、白く仕上げた壁面が天空からの光をやわらかく反射し、明るく開放的な空間を生み出しています。
植栽の影が壁に映り込む様子もとてもきれいで、時間によって変わる光と影が空間に豊かな表情を与えていました。

また1階には、二世帯で共有する趣味空間としてゴルフシミュレーション室も設けられています。当初は屋外にゴルフネットを設置する計画だったそうですが、これからの暮らし方を考えて「せっかくなら」と本格的なシミュレーション室を採用されました。防音性能もしっかりしているため、ゴルフだけでなく、映画鑑賞やカラオケも楽しむことができます。
見学会当日にはご両親がお越しくださり、「早く練習したい」とわくわくしたご様子でお話しされるお父様と、「最初に観る映画は何にしようかな」と笑顔で悩まれるお母様の姿がとても印象的でした。
お引渡しを心待ちにされている様子が伝わってきて、新しい暮らしへの期待を私たちも一緒に感じるひとときでした。
次回は2階の子世帯の空間をご紹介いたします。開放感のあるLDKや、毎日の暮らしを快適にする家事動線など、見どころがたくさんありますので、ぜひご覧ください。
【高槻の家完成見学会②へ続く】