以前に訪れた「竹中大工道具館」が素晴らしかったのでご紹介。
名前の通り、あの竹中工務店が所有する大工道具を保存展示しているのですが、これがなかなか面白く、見た事もないような大きな鋸(ノコギリ) や用途によって色んな形の鉋(カンナ) 等がズラリ。
他にも美術品のように美しい組子細工の建具や茶室(一滴庵) の骨組み、寺社仏閣の屋根組等も展示されていて見応えたっぷりです。
大工道具体験や鉋削り体験等のワークショップもあるようなので、ゴールデンウィークなど、異人館や南京町に行くついでにご家族で訪ねてみるのも良さそうです。
職人さんの美意識、 匠の技と心意気を感じていただきたいと思います。
文:建築家 藤森大作(2015年4月発行・IFA住宅設計室通信vol.54 建築家エッセイより)
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竹中大工道具館は、1984年から続く日本唯一の大工道具の専門博物館です。
現在の建物は、2014年秋に神戸市中山手から新築移転されました。「自然と人をつなぐ、和の建築」をコンセプトに、ガラス張りでモダンに見せながらも、随所に伝統の職人技が散りばめられた、見応えのある建築です。
IFA住宅設計室では建築研究会の一環で、藤森先生をはじめとする建築家、プロデューサー、現場監督や大工、アシスタントと、みんなで訪れました。建築も展示も、それぞれ見る視点が違って、教え合いながら見学した記憶があります。
あれからもう12年もたつのか、とIFA通信を読みながら懐かしい気持ちになりました。
現在は常設展に加えて、企画展「木の生命、かたちへジョージ・ナカシマと職人たち」が開催されています。
ジョージ・ナカシマの家具は、建築研究会で香川県を巡った際に訪れた「ジョージ ナカシマ記念館」で実物を見る機会がありました。木の個性を活かした家具は、思わず撫でたくなるような味わいがあります。
企画展は2026年12月13日まで。
建築やものづくりに興味のある方はもちろん、これから家づくりを考えている方にも、ぜひ一度訪れていただきたい場所です。
枚方からは少し遠いですが、秋のおでかけ先の一つに加えてみてはいかがでしょうか。(アシスタント中井)