以前ブログでご紹介した「長尾元町の家」が、まもなく完成を迎えます。
ご両親がお住まいの敷地内に建つ、子世帯のための新築住宅です。
北側にしか採光を確保できる窓を設けられない、少し難しい敷地条件。
そこで建築家・交久瀬常浩氏が提案したのは、吹抜けホールと「ロッジア」と呼ばれる屋根付きの半屋外空間です。
室内にいながらも、光や影の移ろい、風の流れを感じられる設計によって、限られた条件の中でも開放感のある心地よい住まいが実現しています。
「ロッジア」の役割は、光や風を取り込むだけにとどまりません。
大きく張り出した屋根の下には、気持ちの良い季節にテーブルや椅子を並べてくつろげる空間が広がります。
さらに、趣味のオートバイを並べて眺める“好き”を楽しむ場所としても計画されており、暮らしにゆとりと豊かさを与えてくれる空間となっています。
写真:建築家交久瀬氏による室内スケッチ
また、「ロッジア」とつながる吹抜けホールは、左右に分かれて上る「バタフライ階段」によって2階の各室へとつながっています。
この階段は単なる動線としてだけでなく、ホールの中心を彩る象徴的なデザイン要素として計画されており、住空間の印象をより豊かなものにしています。
敷地条件を丁寧に読み解き、制約を魅力へと変えていく。
建築家との家づくりだからこそ生まれた一邸です。
来月6月13日(土)・14日(日)の二日間にわたり、お施主様のご厚意で完成見学会を開催させていただく運びとなりました。
「土地はあるけれど、採光がうまく取れるか不安」
そんなお悩みをお持ちの方にも、限られた条件の中で光や広がりを生み出す、建築家ならではの工夫をご体感いただける見学会です。
期間限定の公開となります。この機会を是非ご活用ください。
皆様のお問い合わせをお待ちしております。(プロデューサー髙瀬)