こんにちは、アシスタントの中井です。
2026年元旦、瀬戸大橋を渡ってすぐ、香川県丸亀市にある丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)を訪れました。
設計は、猪熊源一郎氏と親交の深かった建築家・谷口吉生氏。IFAの建築研究会で訪れた京都国立博物館平成知新館、石川県金沢市の鈴木大拙館や市立玉川図書館、アメリカ・ニューヨーク近代美術館(MoMA)など、数多くの美術館や公共建築を手掛ける日本を代表する建築家の一人です。
1991年に竣工した猪熊弦一郎現代美術館は、周辺のランドスケープとの関係性や、東西南北いずれの面も細やかにデザインされたファサード。屋内では、展示室へと続く垂直の吹抜け、そして屋上へと続くダイナミックな大階段など、モダニズムを基調とした建築として、多くの人から愛され続けています。
当日、地下駐車場の階段を上がると、正面に巨大な壁画やアートが並ぶ建物が現れます。特徴的な外観は、周辺の街並みに対して猪熊氏の作品を飾るフレームのようです。


エントランスから建物内に入ると天井を低く抑えた、ほんのり暗い落ち着いた空間が広がっています。光に誘われるように進むと、三層分の吹抜けのあるエントランスホールが現れます。
ガラスの手すりが印象的な階段を上っていくと、二層分ある大空間の展示スペースへとつながります。トップライトやハイサイドライトからふんだんに取り入れた自然光の中で、ゆったりと猪熊氏の絵画を楽しむことができました。


個人的に最も好きだったのが、エントランス横の大階段です。
下から見上げると、白と黒を基調とした端正な空間に美しい光が差し込んでいて、思わずうっとり。上階への期待感が膨らみます。

ワクワクしながら階段を上ると、二階はアートライブラリー、三階はカフェスペースと屋上と気持ちの良い空間が続いていました。
藤森先生によると三階にあるカフェのコーヒーが大変美味しいのだそうです!
屋上
新年早々、建築とアートを堪能することができました。
カフェや市の図書館も併設しているのですが、残念ながら美術館以外はお休みだったので、また改めて訪れたいと思っています。
猪熊弦一郎現代美術館の近くには香川で有名な骨付鶏「一鶴」の本店もあります。鶏のもも肉をまるごと一本、スパイシーに味付けして焼き上げたもので、お米は勿論、ビールとの相性は抜群です。香川県を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。(アシスタント中井)