こんにちは、IFA住宅設計室で大工をさせていただいている、お酒好き・濃いめシャイボール中島です。少し前に完了した現場ですが、私にとって、大工人生の技術や知識、考え方、人と材料と天気に向き合う事の大切さを感じ、また一皮剥けた現場になりました事をブログにさせていただきます。
先日「香里ヶ丘の家」を担当させていただきました。
現場監督の有原さんを筆頭に携わるチームが一丸となり、1人1人責任を持って現場に向き合いました。
棟上げの様子。
設計を担当したのは、建築家の岡本先生。
私が岡本先生の現場を担当するのは、今回が初めてでした。何度か応援で先輩大工の元、岡本先生の現場に行く機会があり、一度、岡本先生設計の担当に挑戦してみたいと思っていたところ、ついに「香里ケ丘の家」を任せてもらえる事になりました。
大きい現場で少し不安ではありましたが、いつもと同様かなり気合いが入りました。
現場では岡本先生、有原監督と打ち合わせを重ね、岡本先生の考え込まれたデザインや細かい納まり、また無垢材を豊富に扱うため、適材適所、無垢材ならではの反りや癖を考えた納まりや仕口について、先輩大工さんや業者さんと休憩時間にも相談や打ち合わせを重ねました。お施主様や代表の谷口も現場に差し入れをしてくださり、現場に関わるたくさんの人に支えてもらいながら、常に本気で木工事を順調に進められました。感謝の気持ちでいっぱいです！
木工事中の室内。
完成写真｜リビングダイニング越しに子どもたちが寛ぐ娯楽室を望む。
IFA住宅設計室での家づくりをして下さったお施主様に、本当に心から日々感謝をしています。
家づくりに対してお客様の期待に応えるのではなく、想像以上のよろこびに少しでも貢献できるように、日々奮闘中です。家づくりに携わる大工！私は天職だと思っています。
まだまだ若手で勉強中ですが、大工職は腕（技術）や知識を磨いて成長する、まだまだ進化していく過程があり、現場での作業が辛い時もありますが、やり甲斐が盛りだくさんです。
壁のリブと階段の角のラインを揃えた納まり。不要に思える細やかさの積み重ねが空間に深みと美しさを与えます。
ちょっと話しが混雑していて申し訳ありませんが、「若手大工募集中」です。
どうしてかと言うと、大工職は現在高齢化が進んでしまっていて、私の尊敬している今でもバリバリ働く凄腕先輩大工さんは、ここ最近、大工終活をしています。
凄く残念ではありますが、長年培ってきた技術や知識をこれからを担う若手に伝えていってほしいし、大切に受け継いでいきたいのです。
IFA住宅設計室には、凄腕で優しくて真面目で面白い大工さんしか居てませんので、IFA住宅設計室の大工として共に突き進んでくれる方、ちょっとでも興味を持たれた方、お客様に喜んでいただける家づくりを共に行いましょう！
大工職はもちろん、現場監督・ユーティリティの職業に少しでも興味があれば、お問い合わせをお願い申し上げます。（大工・中島）
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「香里ケ丘の家」は今月、完成見学会を開催いたします。
中島大工が丁寧にカタチにした魅力的な住空間をご覧いただけます。
詳細は下記より、イベントページをご覧ください。
完成見学会｜香里ケ丘の家｜11月22日（土）～11月30日（日）
