戸建てリノベーション
PLACE:八幡市
建築家
浦田 彰子
二級建築士/モックケンチクラボ
帝塚山学院大学文学部美学美術史学科卒業。アパレル会社勤務の後、インテリアスクールにて建築・インテリアについて学び、大手リフォーム会社にて数々の事例を経験。2009年8月IFA住宅設計室入社。2012年より小坂と共に屋号を定め、モックケンチクラボをスタート。
ご夫婦二人での生活ですが、すでに独立されたご家族はじめご友人など来客の多い生活に対応した間取りへとリノベーションしました。もともとあった和室を無くし、新たに広々としたLDKへと変わりました。広い空間ながらもそれぞれ居場所になる場所を設けたり、少し低く設定した平天井部には板を張るなど落ち着きのある寛げる空間を目指しました。また、奥様のお姉さんが毎年プレゼントされるステンドグラスを飾るための間仕切り棚では、お好きなステンドグラス照明を並べて光の壁を作り出し、LDKのアクセントになっています。内装を赤み懸かったチェリーで統一し、部屋全体が夕空でつつまれたような不思議な色目になり、訪れた人がいつまでも居たいと思う豊かな大人の住まいになったと思います。