眺望のスキップハウス
おしゃれなご夫婦のおしゃれな住まい
建築家：平岡 美香 ＋ 孝啓 ｜ 新築注文住宅
おしゃれなご夫婦のおしゃれな住まい
建築家：平岡 美香 ＋ 孝啓 ｜ 新築注文住宅
茨木市で賃貸物件にお住まいだったO様ご夫婦。
そこも気に入ってはいたものの、家賃を払い続けることや、場所の不便さも気になって、
少しずつ、家さがしをはじめていたそうです。
IFAとの出会いは、ネットでの検索。ご主人が見つけて下さいました。
ちょうど当日にIFAの見学会が開催されていて、さっそくご来場くださったのだとか。
フットワーク軽いです！
そしてその次の週には、IFA建築家展の開催が。
はっきり言ってまったく興味がなかった！とおっしゃる奥様も一緒にご来場いただき、
なんとその日に、建築家を決めたのだそうです。
なんとも、勢いのあるご夫婦です。ご自身いわく、なんでも即決派なのだそうですよ。
実はご主人は某ハウスメーカーの住宅展示場にも訪れていたそうです。
比較してみて、建築家の方がおもしろそう！とIFAを選んでくださいました。
さっそく物件のご提案をはじめた谷口。
最初から、このご夫婦はIFAのお客様になって下さる！と直感があったそうです。
1件目の提案は実家にも近く、周囲も便利な好立地であったものの、金額が折り合わず。
でもその次の週に、O様にぴったりの物件が売りに出たのでした。
さっそく内覧。古家がついた状態でしたが、2階からの眺めを見て、即決！されたそうです。
山之上エリアを熟知している谷口。
色々な物件が出る中で、しっかりポイントを押さえております。
眺望がよく、道路面からフラットという好条件は山之上エリアでも限られるんです。
「坂道は確かに大変ですが、慣れてしまえば大丈夫。
落ち着いていて、とても暮らしやすい」と、この町が大変お気に入りのご夫婦です。
建築家展にて、平岡デザインに設計してもらうと決定されていたO様。
改めてその理由をお聞きすると、作品のインパクトに魅かれたとのこと。
シンプルながらも力のある空間が気に入られたそうです。まさに直感ですね。
ご夫婦は箕面にあるカフェの空間がお気に入りでした。
古民家風の梁が印象的なお店です。そのようなご要望を伝えて
平岡先生が出されたプラン。ほぼこのファーストプランに沿う形で
とてもスムーズに設計が進んでいったそうです。
もちろん、全てがお任せというわけではなく、こだわるところはこだわりました。
予備知識がない状態から家づくりをスタートされたO様。
進みながら、調べながら、知識をつけ、家づくりに取り組まれたそうです。
調理師免許の資格をお持ちの奥様のこだわりは、キッチン。
数あるメーカーの中から、奥様が選定されました。ここは妥協しなくてよかった！とのことですよ。
そして、お気に入りがこのキッチンのタイル。
こちらは、平岡先生からのご提案でした。
実は、タイル自体は安いもの。その凹凸感と、組み方の工夫で、表情のある壁面に仕上がっています。
訪れるお客様にも好評だそうですよ。
「建築家との家づくりは何もないゼロからはじめるので、
とっても大変というイメージがありますが、むしろ逆で。
こんな感じがいいなぁという思いを、先生が上手にくみ取って
思っていた以上の提案をバシバシしてくださるので、本当にスムーズに進みました！」と奥様。
建築家との家づくりの醍醐味ですね。
他にも、漆喰がやりたかったけれど、予算が合わない・・・そんな時も
建築家から漆喰のような風合いのある、壁紙を提案してもらったのだそうです。
好みをわかって提案してくれる、その建築家のセンスに感心されたとか。
「ハウスメーカーの自由設計などでは、”壁紙はこの○種類の中から選んでください”とか言われるらしいんですけど、
そこだけでは全体がわからないですよね。
“Oさんの好みはこんな感じですよね。どっちがいいですか？”という感じで、
平岡さんは、好みを理解して提案してくれるので、すごくやりやすかったです」とご主人がおっしゃっていました。
今回設計の中で、ご夫婦が最も大変だったのが、トイレの壁紙とユニットバスの選択だった！と
笑い話のように話してくださいました。そこだけは、ご夫婦のお好きなように選んでくださいと言われ…
膨大な中から選ばなければいけないことに、本当に心が折れそうになったそうです！
わかる気がします！
（4枚目の写真：Kumiko Elmendorf ）
工事中、夜にこっそり現場を見に来ていたご主人。
暗い空間の中で、物思いに耽っていたそうです。
だんだんでき上がっていく我が家の、わくわく感に浸っていたとのこと。
本当に、おそらく一生に一度の体験ですもんね。
この家で2年間暮らしたO様。改めて感想を伺いました。
まだまだ完成じゃないんです！と奥様。これから揃えていきたいものがたくさんあるそうです。
とてもシンプルなデザインでまとまっているので、
そこにどんなテイストの物をおいても、しっくりくるのだとか。
写真を拝見していると、ベースの空間のセンスと、住まい手のセンスがすごくあっていて、
まるで撮影のためにきちんとスタイリングしたかのように見えますよね。
この家に住んで、家をどうしていくか話したり、買いに行ったり、作業したり…そんな機会が増えたというご夫婦。
谷口は、前より二人の距離が近づいたように感じたようです。
実際、お店を見に行ったり、植物を見に行ったり、終わりがない！のだそうです。
家では別々の場所にいても、ひとつの空間なので、気配が伝わる。その距離感が心地よいそうです。
なんとも、お幸せそうです！
この家の、座るところによって見え方が違うところが気に入っています。
とは、ご主人のお言葉。
ハウスメーカーの住宅では、使いやすさだとか、これだけ部屋があってという
ところが強調されるけれど、この家はそういう概念とは全く違って、
デザインとしての美しさ、造形美を感じながら暮らせるところに満足されているそうです。
とても豊かな価値観ですね。
ご主人は、寝室から見上げる吹抜けがお気に入り。
寝室が吹抜けなんて！珍しくて驚かれるそうですが、
将来お子様ができたら床を設ける予定で、今は吹抜けになっているんですって。
寝室まで取材させていただいたのははじめてですね。ありがとうございます！
本当に気持ちよさそう。ご主人は鋭角の壁面がお気に入りだそうですよ。
確かにこの寝室は、絶対他にはない、建築家ならではの空間ですね。
さて、これまでの写真は2階のリビングの写真でした。
こちらが1階。全く違う空間ですね。
すっきりした2階と、ごちゃっと感を楽しむ1階ということで、
違うスタイルで作り込んでいるそうですよ。
奥様がDIYで棚を作ったり、これから壁紙をつけようかと
検討したりしているとか。
天井の低さもあって、渋くて落ち着く、
隠れ家的なお部屋になっていますね。
1階も2階も、どちらのお部屋もそれぞれ素敵です！
最後にこれから家づくりをお考えの方へメッセージを伺いました。
「土地探しから建築までやる会社は少ないですよね。だからIFAは貴重だし、
多くの人が感じる、建築家との家づくり＝大変とか、高いというようなイメージが
変わっていけばなぁと思っています。
建築家はゴージャスなものをつくるというイメージがあるかもしれないけれど、そうではなくて、
こだわるところ・おさえるところをきちんと考えてくれる。
また、ここは10年後に、とかいう風に、コントロールができる。
だから、建築家だから高いというのは、違うんだと思いました。
また総予算に応じて、新築がよければ、手ごろな値段の土地、例えば変形地を選ぶとか、
土地+建物+諸費用のトータルバランスで考えてくれるので、
やりくりしやすいところがメリットだと思います。
あとは、顔が見えるところですね。なんせうちは家が近所ですし！
知人ではハウスメーカーで建てた人が多いですが、
建てた後に担当者と顔を合わすことなんて、ないって言いますもん。
IFAは感謝祭などもあるし、何かあればすぐに駆けつけてくれる。
その安心感が、地域密着でいいと思うんです。
距離が近いというか。友達に近い感覚ですしね。
だから、知人にも紹介しやすいんです。」
ご主人、IFAの営業マンかのような素敵なお言葉！ありがとうございます。
（これらのコメント、全く脚色なしですよ！）
本当に、ご友人をご紹介いただいて・・・もうすぐ家づくりがスタートするんです。
O様も色々質問されているとか。
こちらもいつかワークストーリーでご紹介できればなぁと楽しみです。
素敵なご夫婦にぴったりなお住まい。家を楽しんでいらっしゃることがとっても伝わってきました。
こころよく取材に応じていただいたO様。本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします！（編集 紺谷）
