朝来市～竹田城城下町ホテル EN～／IFA住宅設計通信発行しました

あっという間に7月も半ばとなりました。
コロナ第二波の心配される中、今月に入った途端、日本各地で大きな災害が続き、色々と考えさせられる日々が続いております。被災された方々、そのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。そして一日も早いご復興をお祈り致します。

さて、IFAでは建築家と共に、次の世代へ受け継がれる家づくりを目指して活動を続けています。そんな私たちの目線で、家や暮らしにまつわる様々な情報やスタッフの日常を綴った「ＩＦＡ住宅設計室通信」。
先日、第75号を発行しました。

75号の中から、建築家・小坂のエッセイを紹介させていただきます。

朝来市～竹田城城下町ホテル EN～

新型コロナの影響で、思うように外出できない日々を過ごされていることと思います。
緊急事態宣言が明け、他県への往来も注意しつつ可能になった今、私自身は、地元の自然に身を置きたくなります。
兵庫の実家に帰省した際には、友人たちと朝来市や篠山市へ足をのばすことがよくあり、少し疲れを感じる今、ゆっくりと時を過ごすのに良い朝来市のことをご紹介したいと思います。


朝来市といえば日本100名城にも選ばれ、気象条件さえ合えば雲海に浮かぶ城址を見れることから「天空の城」や「日本のマチュピチュ」などの異名を持つ竹田城跡が有名です。

その麓にある城下町の街並みや古い歴史建造物をリノベーションした施設も、私にとって気になる場所の一つだったりします。

いくつかある施設の中にEN(えん)という旧木村酒造をリノベーションした建物があります。

元は約400年の歴史をもつ酒造場で、そのルーツは武田信玄の家臣・飯尾右京之進直利の次男と、戦国時代まで遡ります。

現存する建物は約100年前に再建されたものですが、建物の歴史性を尊重し、可能な限りそのままにリノベーションされています。

カフェやレストラン、宿泊棟などがあるため、竹田城跡や周辺の街並みを堪能したあとに、歴史情緒溢れる空間に身を置き、歴史に思いを馳せ、非日常を体験する・・・そんな特別な一日を過ごすのに良いように思います。

機会がございましたら是非、訪れてみてはいかがでしょうか。

建築家・小坂友恵

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雲海で有名な竹田城跡。
予てから一度訪れてみたい場所でしたが、その城下町にこんな施設があることを今回初めて知りました。
歴史情緒溢れる空間・・・ロマンがあります。
今すぐに出かけることは難しいかもしれませんが、世間が落ち着いた頃に訪れてみたいと思います。

IFA住宅設計通信は弊社で家づくりをしていただいたお客様や、イベントや見学会にお越しいただいた方にお送りしています。家づくりの参考にぜひご利用ください。
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竹田城城下町ホテル EN
兵庫県朝来市和田山町竹田字上町西側363番　公式WEBサイトはこちらから>>

アシスタント中井