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建築家エッセイ

安藤忠雄「コシノヒロコギャラリー」

建築家エッセイ
2018.08.25

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兵庫県の奥池にあるコシノヒロコギャラリーを訪れました。
ご存知の方も多いと思いますが、奥池は関西の軽井沢のような避暑地で、高級な住宅や別荘が建ち並ぶ地域です。
この建物は、1981年に服飾デザイナー小篠弘子さんの自邸として建築家・安藤忠雄氏が設計しました。その後増改築を繰り返し、2013年に自邸からにギャラリーに生まれ変わりました。

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安藤忠雄氏の設計による力強い空間の中で、コンクリート打ち放しの壁面と絵画のコントラストが美しく、自然光の演出によって時間と共に移ろいを感じることができます。アート作品を寛いだ雰囲気の中でじっくりと鑑賞できる、美術館のようなギャラリーでした。
自邸として使用していた頃、冬はあまりにも寒くて小篠さんは宇宙服のような部屋着をデザインされたとか。『自然と対峙する』安藤さんの建築に対する強い思いが伝わるエピソードです。

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空家問題が繰り返し報道される中、このように用途を変えながら使い続けられる建物、世代を越えて受け続けられるものの美しさ。この空間には凛とした空気が漂っていました。

このギャラリーは完全予約制になっているため、事前の連絡が必要ですがぜひ訪れてみてほしい場所です。HPはこちら>>

文/建築家・松永康宏

(IFA住宅設計通信 Vol.53 2015年1月発行)

松永氏が設計した現在工事中の「藤阪東町の家」の完成見学会開催が決まりました。
9月8日(土)~9日(日)の二日間限定開催です。

お施主様のご厚意で開催させていただく完成見学会。
お引渡し直前の建物の内部をゆっくりご覧いただける、貴重な機会となっています。
2階のLDKには、ご夫婦あこがれの薪ストーブも。

詳細は後日HPにて告知させていただきます。
どんなお住まいが完成したのか、ぜひお楽しみ。

開催直前に郵送での案内も可能です。
ご希望の方はこちらよりお問い合わせください。>>お申し込みフォーム

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